インターネットの可能性をすべての人々に
私が初めてインターネットに触れたのは、父が購入してきた父のiPhone3Gで3歳ごろでした。
ものごころがついた頃から空気のようにあったインターネットの世界は自分にとっては、とても自然なものでした。
しかし大学生になり地域貢献プロジェクトの一環でワークショップにかかわる機会があり、色々な人々と関わると、このテクノロジーの進化の恩恵を享受できている人と、そうでない人の格差があることに、課題を感じると同時に、もったいないという思いを持つようになりました。
こんなにも有用で、世界と簡単に繋がることを忌避する人がいるなんて!と、衝撃的な感情を覚えたことを、今でも覚えています。
この進化のスピードの必要性を感じつつも上手く活用できていない人々を自分でもサポートができるのではないか?、サポートすることで、今までできなかったことができるようになり、社会をより良くする可能性を感じたことが、この業界で生きていくと決めた理由です。
都会よりも地方が、大企業よりも中小企業が、うまく活用できておらず、もったいない状況にあります。
この格差を埋めたいという想いで、大阪DXを2019年にはじめました。アプローチの方法は、大きく分けて3つです。
1つ目は、地域や企業のWeb・デジタル戦略、施策を「担う事業」。
私たちは、Webサイト制作のみを行っている企業ではありません。広告配信やアプリ開発のみを行っている企業でもありません。Web・デジタル分野における様々なソリューションの中から、目的に応じた戦略立案と施策実施を行うことで、地域や企業に貢献します。
2つ目は、地域や企業のWeb・デジタル人材やチームを「育てる事業」。
私たちに多くを任せていただくことはうれしいことですが、本当のあるべき姿は、地域や企業の内部にWeb・デジタル人材やチームがいて、その人やチームが主体性を持ってプロジェクトを進めることです。そのような人や組織を作るために、採用~育成~支援まで、総合的に取り組んでいます。
3つ目は、「伝える事業」。これは、私たちが私たちの視点で行う、独自の取り組みです。今後、このような独自の取り組みを拡大していきます。
インターネットやWeb・デジタルによって、すべてのことが解決するとは考えていません。
しかしながら、距離や時間を超えることができる、他ではできないことができることも事実です。
それらを現実社会のために活かしていくことで、人類と社会の存続と発展に貢献していきたいと考えています。
大阪DX
代表 松本香凜